御祭神 | - | 浅間第一御子神(あさまだいいちみこがみ)[火照命・ほでりのみこと] |
若之宮浅間神社は、別名若之御前とも一王子社とも称され、富士山本宮浅間大社の祭神であります木花之咲耶姫命の第一王子・火照命をお祀りしています。
神社創立は古く、浅間大社の摂社として古代より信仰され、社伝によれば、慶応3年(1867)の本社末記に若之宮神社と記録され、昭和21年、若之宮浅間神社として宗教法人による登記がされ今日に至っています。
この祭神は第三王子である二之宮浅間神社の弟君と共に海幸彦・山幸彦の神話のモデルとしても有名です。
昔から神田川から東の氏子は若之宮浅間神社を、西の氏子は二之宮浅間神社をお祀りして、今日まで大切にお守りしてきました。現在もこの伝統を守り神田川以東の七区によって当番制により春季・夏季・秋季の年三回の例大祭を斉行してきました。
ご神徳は母姫様と同様、五穀豊穣・無病息災・家内安全はもとより、漁業や狩猟をはじめ商売繁盛など産業の神様でもあります。特に次代を担う子供たちの健やかな成長を願い地域の産土神として、私たちの先祖が大切にしてきた長い歴史と伝統のある尊い神社です。