富士山の神社

富士山の神社:富士山本宮浅間大社

御祭神

本祭木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)[別称:浅間大神(あさまのおおかみ)]
相殿瓊々杵尊(ににぎのみこと)、大山祇神(おおやまづみのかみ)

由緒

富士山本宮浅間大社は、主祭神の木花之佐久夜毘売命、相殿神の瓊々杵尊、大山祇神を祀る全国の浅間神社の総本宮です。

垂仁天皇3年(前27)、浅間大神を山足の地にお祀りしたのが創建。景行天皇40年(110)には日本武尊が浅間大神を山宮で奉斎します。大同元年(806)、坂上田村麻呂は富士山の湧水が豊富に湧き、噴火を鎮める水徳の神を祀る場として現在地に遷したとされています。

木花之佐久夜毘売命という御神名から桜が御神木とされ、春には桜の名所として賑わいます。

11月3日~5日、新穀感謝の例大祭では、氏子各区の屋台や山車が引き廻され、静岡県無形民俗文化財に指定されている富士宮囃子が演奏されます。20の氏子各区で競り合いが行われ、4日には大社前目抜き通りに全ての山車屋台が集結する本宮で最高の盛り上がりを見せます。

社殿は、関ヶ原の戦に勝利した徳川家康が、奉斎の為に行った慶長9年(1609)の大造営によるものです。檜皮葺の本殿は、他に類を見ない浅間造で、三間社流造の二階を持つ国の重要文化財です。

境内東側には、国の特別天然記念物の湧玉池があります。中世以降、富士山に登る人々は、湧玉池で禊をして登山に臨んでいました。湧玉池の水は浅間大神の御神徳そのものとされ、御霊水として信仰されてきました。

写真

二の鳥居

参道

流鏑馬像

鉾立石

手水舎

楼門

社殿

拝殿

拝殿

枝垂桜

本殿

本殿

湧玉池

富士宮囃子

富士宮囃子

情報

住所〒418-0067
静岡県富士宮市宮町1-1
創建第11代垂仁天皇3年(前27年)
社格駿河国一宮 名神大社 [延喜式神名帳]
官幣大社 [旧社格]
例祭11月3日~5日
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HP 公式HP

地図・マップ

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